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日本人とノーベル賞

日本人ノーベル賞の初受賞は、1949年ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹です。
知人のアスカニオが発明した爆薬ニトログリセリンを実用化することに成功し、さらに安全に使えるように改良したダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベル。
莫大な資産を持ちながら生涯独身で子供のいなかったノーベルの死後、遺言によりその遺産を原資として、1901年に創設された物理学、化学、生理学・医学、文学、平和の5つの部門に貢献した人物に送られる賞を、現在ノーベル賞と呼んでいます。
各部門とも3名までの受賞者が毎年選出されていますが、その選考は自然科学部門のうち物理学、化学はスウェーデン王立科学アカデミーが、生理学・医学をカロリンスカ研究所が行い、文学賞はスウェーデン・アカデミーが、平和賞についてはノルウェー国会によって行われています。
2001年以降、毎年ノーベルの命日である12月10日の授賞式で受賞者に贈られる賞金額は1,000万スウェーデン・クローナ(2008年10月現在約1億4千万円)となっています。ただし、各部門ごとに贈られるものですので、受賞者の貢献度により配分されています。
ちなみに日本人のノーベル賞受賞者第1号の湯川秀樹以降の日本人ノーベル賞受賞賞金には、所得税が掛けられていません。これは、日本人ノーベル賞受賞者第1号の湯川秀樹の受賞賞金に課税されることに対する世論の反発により所得税法を改正したためです。
日本人ノーベル賞受賞者は湯川秀樹に感謝しなければいけないかもしれませんね。


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日本人ノーベル賞受賞者 2008年現在

1949年 ノーベル物理学賞 湯川秀樹  中間子の存在の予想(大阪大学) 受賞時はコロンビア大学在籍中
1965年 ノーベル物理学賞 朝永振一郎 量子電気力学分野での基礎的研究 ジュリアン・シュウィンガー、リチャード・ファインマンとの共同受賞
1968年 ノーベル文学賞  川端 康成  日本人の心情の本質を描いた、非常に繊細な表現による叙述の卓越さに対して  日本人のノーベル文学賞初受賞
1973年 ノーベル物理学賞 江崎玲於奈 半導体におけるトンネル効果の実験的発見 IBM主任研究員
1974年 ノーベル平和賞  佐藤栄作  非核三原則の提唱
1981年 ノーベル化学賞  福井謙一  化学反応過程の理論的研究
1987年 ノーベル生理学・医学賞 利根川進 多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明 マサチューセッツ工科大学生物学部およびがん研究所教授
1994年 ノーベル文学賞  大江健三郎 窮地にある現代人の姿を、見る者を当惑させるような絵図に描いた功績に対して
2000年 ノーベル化学賞  白川英樹  導電性高分子の発見と発展
2001年 ノーベル化学賞  野依良治  キラル触媒による不斉反応の研究
2002年 ノーベル物理学賞 小柴昌俊  天体物理学、特に宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献
    ノーベル化学賞  田中耕一  生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発 博士、修士を持たない史上初のノーベル化学賞受賞者
2008年 ノーベル物理学賞 南部陽一郎 自発的対称性の破れの発見 1970年アメリカ国籍取得
    ノーベル物理学賞 小林誠   対称性の破れによるクオーク世代の予言による素粒子物理学への貢献
    ノーベル物理学賞 益川敏英  対称性の破れによるクオーク世代の予言による素粒子物理学への貢献
    ノーベル化学賞  下村脩   緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見と生命科学への貢献



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