外貨貯金とは
外貨貯金とは、日本の通貨「円」を預け入れる海外銀行の現地通貨(外貨)に換金して行う貯金です。
こういうと、なんだか難しく思えてしまうかもしれませんが、日本人が日本で外貨貯金をすることは簡単です。
ほとんどの一般銀行が窓口となっていますので、銀行の窓口で簡単に手続きが行えます。
ただし、銀行によって扱う通貨の種類、金利、為替レート、そして手数料は様々です。
インターネット上では、それらを比較検討する情報が簡単に手に入りますので、充分検討したうえで選択する必要があります。
外貨貯金のリスク
まず、海外と日本の金利差です。ほとんど0といっていい日本の金利に対し、10倍〜数十倍の金利は珍しいものではありません。つまり日本の銀行に寝かせていても変わらない貯金額が、海外銀行なら数倍というのも夢じゃないということになります。
そんなに美味しい話ならみんなが騒ぐのも当たり前。確かにそうなのですが、リスクもあることを憶えておいてください。
まず、預金元本ですが、日本国内の銀行でしたら、たとえ預け入れた銀行が破産したとしても、1,000万円までは保証されます。しかし、海外の銀行ではこうした保証はないと思ったほうが間違いありません。そして、日本人が銀行に抱く安全感覚は、海外の銀行には通用しません。
次に金利と為替レートの変動が上げられます。いずれも固定のものではないということです。
預け入れた時の金利が、換金しようとした時にまで適用されているとは限りませんし、為替レートの変動が金利差を吸収し、元本を割ることも皆無とはいえません。
そして、「円」から「外貨」への換金に手数料がかかり、「外貨」から「円」への換金にもまた手数料が発生するという点を忘れてはいけません。
ようするに、そうした金利、為替の変動を見越して行う投資的側面も大きいという預金なのです。
資産運用だけじゃない外貨貯金
しかしながら、昨今の日本経済の状況、また政治の状況を考えた時、自己資産を自国通貨のみでしか保有していない最大の先進国と呼ばれたままではいられなくなってきたのではないでしょうか?
上述するようなリスクが存在するとしても、外貨を資産として保有する様々な方法の中では、貯金という性格上、やはり一番安全性が高いのです。
使い道の決まっているお金、つまり1年以内に換金する必要が生じるものではなく、2年以上の長期での運用が考えられるお金があるのであれば、充分検討に値する投資といえるのです。
他にも、良く訪れる国の外貨貯金を持って、現地で預け入れた通貨を使う。とか、将来の移住を考えて、その国の外貨貯金を行っておくということもあるでしょう。
また、無くなっても困らない程度の金額を、高金利の外貨定期にして、宝くじのつもりで夢をみるのもいいかもしれませんね。